30半ばにして初めて自分のその後の人生について考えたおっさんの顛末リアル更新

30代中盤は不動産は持つべきなのか

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不動産とは、動かぬ財産の事。

安藤美冬さんが、こんな事をおっしゃってました。
安藤:例えば、不動産のことでいうと、うちの叔父が不動産投資で、家をたくさん持っていますと。でもそれ見たときに、「私はこういう生き方じゃないな」と思ったんですね。
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なるほどなぁ、と。

今現在の僕のマインドとしては、もう会社に縛られずに自分のやりたい事、やるべき事をやっていく事に強烈に惹かれてまして。
ただ、どうしても現実的な問題として家のローンの事があります。買っちゃいましたから。ローン、平成70年位まであるんです。

新しいワークスタイル的な文脈の話になるとよく出てくる、固定の仕事ではなくて色んな仕事をザッピングしながらやってく、と。誰でも出来るわけではないですが、スキルがあればそうした働き方が理にかなっている。よく、分かります。そして僕は、とりあえず自分としてはそのスキルがあると思ってます。

結婚、家を買う、という事。

しかし、さすがに毎月のローンを支払いつつ家族を養っていくのはなかなか厳しいものがあります。うまくやれるかもしれないけど、確証はない。そして、自分の考えだけで家族を振り回すのは本意ではない、と。失敗してる人達だって沢山いる。どんなに世の中的に起業ブームが来てたとしても、そこに勢いで乗っかるつもりはないのです。

不動産とは、動かない財産の事。つまり、そこから動きません、と宣言してるようなものですよね。不動産投資とかで運用目的の方はともかく。ここでやっていくんだ、と宣言することが、住宅ローンを組む事なのかもしれません。

とするならば、不動産を持つ、という事が21世紀型ワークスタイルにはそもそも合わないのかもしれない。あらゆるところで動き続ける事が21世紀型なのですから。

でも、であるならば、結婚もそうですよね。この人と死ぬまでやっていく、というのが結婚なわけですから。21世紀型価値観では、不動産を持つ事も、結婚をして"身を固める"事も合わないのかもしれない

ローンを持つ事、この先しばらくの生活を縛られる事そのものがリスクなのかもしれない。

でも、何か最近、一方で思うんです。安息する事すら許されない世界って、どーなんだろうね、と。誰かと一緒にどこかでノンビリ暮らす事。それはそれで、素敵だと思うんですね。

悩みは尽きません。