30代後半で家を購入することについて

こんばんは、表題通り、家を書いました。

といっても、実は家を買ったのは２回目です。

その年で二回も家買うなんて、すごいですね、

とよく言われます。まあ確かに、恵まれた環境なんだなあとは、前回書いたエージェントさんとの会話でも思いました。

mousoumen.hatenablog.com

それはまあありがたいことだとして。

実は、前回買った家が、１０年前なんですが、

買った時より高く売れたんですよ！

思えばまだ２５歳だった頃、「結婚するなら早いほうがいい」「家は早めに買ったほうがいい」と周囲に言われ「おおそういうもんなんか」とあまり考えずに気に入ったマンションを買いました。

で、その後、最寄駅の開発が始まり、数年後にどどーんと豪華な施設が完成し、地価が上がりまくったというわけです。

「こんないい物件はありません。今が買い時です！」

と勧めてくれた当日の不動産屋さん、ありがとうございます。

で、子供が増えて手狭になり、「どうせなら戸建を」と考えました。

残念ながら、今住んでいる街はとても便利で気に入っていたのですが、上記の通りの地価の上がりっぷりで土地だけで億いっちゃうレベルなので、とてもじゃないが手が出ない。

その代わり、高く売れた、と。

通勤時間は伸びますが、割と気に入った物件があったので、そこに決めました。大きな公園があり、アウトレットモールが近所にあり、でも静かな土地です。割と気に入ってます。ローンがどかーんと増えました。まあでも、今までのマンションはローン＋駐車場台＋管理費と余計な金がかかってましたが、これからは純粋なローン代だけでよいのでなんとなく得した気分です。

ただ、まあ、このブログのテーマとおり、そんな状況で転職を考えちゃうのだから困った30代ですね、ほんとに。

３０代中盤のおっさんが人材エージェントに行った結果

というわけで、前回は俺様まじ意識たけえ系人材エージェントにとくとくと語られ、何かもーどうでもよくなりつつも、もう一つ予約入れていた某大手人材エージェントのオフィスに足を運びました。

さっきのオフィスと違い、立派。

まあしかしそもそも、先ほどのエージェントは色んなエージェントからバンバンメールくるのに対し、このエージェントさんは担当が一人ついて、あとはその方からしかメールこない。

なんつうか、余裕を感じます。そして、何か安心感を感じます。

というわけで、素敵オフィスの高層階で素敵面談ルームに通されます。先ほどとは違い、ちゃんとお水が出てきます。

エージェントさんを待っている間、Facebookにさっきのエージェントから一方的に求人案内がメッセで送られてきました。

何この人。Facebookでやりとりすんの？？

と思ったところでエージェントさん参上。女性でした。

先ほどとは違い、僕の話をちゃんと聞いてくれます。その上で、とても落ち着いてアドバイスをくれました。

まあでも、結局言ってることは一緒。年収高いから下がるの覚悟してね＆その年だと求人少ないです＆いきなり結果求められます。

あーやっぱそうなのか。でも、話聞いてもらった上で、落ち着いてアドバイスしていただけたので何か納得感ありました。

というわけで、私の転職活動はいきなりオーラスを迎えたので、あります！！！！！

どうなる！？

つづく。

３０代中盤のおっさんにはかつての部下がいます

すいません、時間なくて閑話休題。

僕には今、３人の部下がいて、以前マネージャーをしていたチームもいくつかあるので部下がそれぞれいます。

で、そのうちの一人の部下が今現在の上司との関係性に悩んでいるらしく、色々相談をしてきます。

まあ、嬉しいものですね。何がしてやれるわけじゃないんですが。

誰かに頼られるということは、それはそれで、嬉しいもんなんです。

とりあえず！

30代半ばで転職エージェントに会った結果

さて、社長になった先輩とお会いした後に私は新宿に移動し、人生初めてとなると転職エージェントとお会いしたのです。

 

会う前は「自己PRとか言わされるのかな」とか「何か煮え切らないスタンスなの怒られないかな」とかオドオドしてたのですが、結論からお伝えするとほぼ杞憂でした。

 

というのも、基本的には転職エージェントの方がずっと喋ってたからです。

 

ご自身の信念や仕事のスタンスなどを自己陶酔ぱない感じでとくとくと語られ、僕の希望や意向はほぼ聞かぬまま。

 

「◯◯社の人事を知っている」

とおっしゃってましたが、

 

そりゃあなた、知ってるでしょうよ、それが仕事だもん。

 

と思いました。

 

「実は某◯◯社が◯◯社に身売りしようとしているんです。これは、確かな情報です。」

とおっしゃってましたが、

 

いやいや、お前そんな事言っていいのかおい。

 

と思いました。

 

まあ、なんつうか、正直、酔ってますね、この人。

 

ってのが僕の印象です。

 

「希望者様が本当にご納得いく形でのキャリアを私はサポートします」

 

とかおっしゃってますが、

 

あなた、僕の希望聞いてないですよね？？？？

 

と言いたくなりました。

 

ただ、彼の俺様スウィートタイムラインの合間を縫って聞きたかった事はなんとか聞けました。

それはつまり、「僕の今もらってる年収って高いのか」という事。

 

結論から言うと、かなり高い、との事。ステイできればいい方で、その水準を維持しようと思ったら部長クラス待遇を覚悟しないといけん、と。それだけすぐ成果が求められる、という事ですね。

 

んーそうかー。やっぱ恵まれてるんだなーと思った次第です。

 

というわけで、「まあこの人に人生左右されたくないな」と思い、僕は次の転職エージェントに向かうのでした。

 

つづく。

 

 

30代半ばは人脈が大事

こんばんは、このブログ開設当初に「こんな事をきっと書くんだろうなあ」と思っていた話題を全て書いてしまいました。

えっ、そんだけしかストックなかったの？という感じですが、まああれです。そこまでが序章で、こっから日々の事について書いていくんだろうなって。

というわけで、記念すべき序章が終わったのタイミングで、今日から本当に転職活動的なことを始めました。

今日は、かつて同僚で結構仲が良かったものの、４年前に転職された先輩とランチをし、その後某人材エージェントと初面談、その後また別の人材エージェントと面談、という本気の転職活動です。

全部書くとまたストックなくなるので、まずは先輩とのランチについて今日は書きたいと思います。

▪︎先輩は社長になっていた！

お会いしたのは大手町にある某有名企業のカフェ。なんでも、ここは人があまりいなくて落ち着いてて穴場なんだとか。確かに素敵なロケーションの割に人が全然いませんでした。

採算、なりたってんでしょうか、ここ。

お会いするのは実に４年ぶりです。お変わりなく。

社会人らしく名刺交換をさせていただきましたが、なんと先輩、社長になっていらっしゃいました。何でもこの春から独立されたとか。

うーむ、かつて一緒に働いていた方が、まあ年上とはいえ社長になっているというのは何だか置いてかれた感がハンパないものです。

先輩曰く、「社内政治とかめんどくさいし会社の方向性と自分がやりたい事がずれてきたから独立した」との事。

すごいなーと素直に思います。私はこう見えても経営者の器ではないと思っているので、その思い切りはなかなか出来ません。

話の大筋を記録しても仕方ないので、この先輩のおっしゃられた事で心に残っている事。

それは「お前は営業時代のクライアントと一回離れてしまったのが痛い」という事。

辞めたわけではないですが、部署異動の時にそれまで担当していたクライアントとは一回離れてしまっているのですね。先輩曰く「俺はお客さんはずっと話していない」との事。

それが道義的にいいかどうかはともかく、それまでの資産をしっかり話していないのは、ビジネスマンとしてとても大切な心構えだなと思いました。

というわけで、この先輩との事で痛感したのは、「ビジネスマンとしてまだまだ甘く覚悟が足りない。会社の決められたカテゴリの中でしか生きてこなかった」という事。

というわけで、３０代半ばで人脈すら切って捨ててきた自分の不甲斐なさにどよーんとしながら、僕は転職エージェントとの面会の為に一路新宿への向かうのでした。

続く。

30代の自分の収入をどう担保するのか

こんばんは、本日は仕事でした。昨日に続き今日も帰りの電車止まったんですが、帰りの電車が止まるのはもう本当にうんざりきますね、早く家帰してくれ、と。

さてさて、今日のテーマは働く社会人にとってはある意味最重要なテーマ、つまり「収入」です。

もちろん、仕事にやり甲斐を求めるのは間違いではありませんが、とはいえとはいえ、お金は重要です。

特に私のように３０代半ばとなり、家族もローンもある身からすると、収入はもう最大限の関心ごとです。

私、今回の件で本当に暗黒の恐怖に包まれた事があります。

以前書きましたが、私は今度自分の上司になるかもしれない人に不信感が物凄く、かつ結構私自身も喧嘩っぽいところがある為、あまりに高圧的な理不尽な事言われると反論したり下手すると僕も強い口調になったりしやしないかと少し怖いのです。

mousoumen.hatenablog.com

 で、その高圧的な上司（候補）が「ふざけるな！お前なんてやめちまえ！」とでも言おうものなら「ああわかったよ、やめてやりますよ！」と言い返しかねないのが私なのです。

ただまあ、そうですね、大人気ないですね。そして、妻子あるおっさんの発言じゃないですね。やめたその瞬間に、家族全員路頭に迷うわけですから。

そう、今更ながらですが、もはや自分の体が自分一人のものではないという当たり前の事実に、どうしようもなく絶望を覚えたのです。

結婚しなきゃよかったという意味ではなく、自分の気持ち一つで、人が不幸になる、というその事実が、僕をどうしようもなく絶望に駆り立てたのです。

ついでにいうなら、私にはローンがあります。というか、こないだ二件目の家を買ったばかりです。ローンが、それはもうたっぷりとあるんですね。そんなタイミングで転職を考え始めたんですからもうタイミングが悪いというか計画性がなさすぎです。

なので、今の収入を下げるという選択肢は基本的にはありません。ただ、私はありがたい事に年齢の割に収入は高い方だと思います。なので、ここから年収を上げる転職というのはなかなかハードルが厳しい。かといって、ローンを組んでしまったので年収を下げるのは避けたい。

やりがいややりたい事だけで選べない、あまりに現実的で重すぎる選択肢の重大さ。

これが、私を苦しめるわけです。

ではでは。

30代の自分のやりたい事ってどう考えるのか

こんばんは、昨日は更新できませんでした。ものの見事に三日坊主というやつですね。

まあ一応言い訳すると、２３時頃まで仕事して電車に乗ったものの、電車が止まってしまって帰宅したのが夜中の１時頃で、そっからあれやこれやとしてたらできなかった、

という。

まあ、それはいいんですが。

「やりたいことを探そう」

「やりたいことを仕事にしよう」

主に学生さん界隈で言われる事ですが、これはもう、何だかとっても甘美で素敵な世界観の響きであり、また同時におぞましい脅迫でもありますね。

「やりたい事なんて無理矢理見つけるもんじゃない」と個人的にはずっと思ってきました。

また同時に、「そんな甘い事言ってるうちは仕事なんてできない」とも。

僕はといえば本当に交通事故みたいな形で今の会社に入り、本当にラッキーな事に仕事の内容も会社の雰囲気もたまたま合っていて楽しくそれなりに仕事してきたわけです。

しかし、この年になって初めて、自分の本当にやりたい事に気づいてしまった。そしてそれは、これまでの経験とは異なるものだった、と。

この辺りの下りは以前のエントリで書かせていただきました。

mousoumen.hatenablog.com

やりたい事に向かって邁進する事はやろうと思えばできます。しかしここで難しいのは、上記記事でも書いた通り市場がそれを許してくれないかもしれないのと、家族とローンの問題です。僕が一人で突っ走って、家族を路頭に迷わす訳にはいかないわけです。

というわけで、このあたりは次回に書かせていただきたいと思います。

ではでは。今日は会社ですー。